水槽のなかで踊るきれいな金魚。
涼やかで愛らしく、どこか幻想的でいつまでも眺めたくなる。
夏に届けたいと願った限定スウィーツは、
飾っておきたくなって、食べるのがなんだかもったいない。
そんな一品。
ゆらゆらゆれる金魚は羊羹で、
カップを金魚鉢に見立てて作りました。
細部にまでこだわった演出こそ、
京菓子職人の成せる業。
ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
見目の涼やかさ、思わず笑顔になるような愛らしさ。
季節を映す技術は、京菓子が長い月日をかけて育んだ文化の結晶です。
十代目伊兵衛菓舗の職人は、
京菓子300余年の歴史を汲む笹屋伊織の職人です。
卓越した技がなければ作り上げられなかった逸品です。
カップスイーツという新たなスタイルに姿は変えても、
季節を映し、手に取った人を笑顔にする。
夏には涼やかさを届け、何気ない日常の風景ですら、
特別なものに変える。
これこそが京菓子職人が生み出す見事な技術です。
この「Mizu遊び」には、そんな職人の心と技術が詰まっています。
夏限定ですから、販売は残り僅か。
9月になれば、この一品には出会えません。
残暑も厳しくなる夏の名残に、涼しげなカップスイーツはいかがですか?